せっかく張り切って本を買ったのに、いざ読もうとしたら集中できないとことってありませんか?
集中できない状態で読書を続けても効率が悪く、無駄に時間がかかってしまいます。
何よりも、集中できない状態での読書は楽しくありません。
そこで今回は、読書に集中できない理由と対策をご紹介します。
なぜ集中できないのか!?
読みたい気持ちはあるのに、なぜ集中できないんだろう。
読書のみならず、勉強や仕事においても、このように悩むことがあるのではないでしょうか。
もはや、本を読んでいるのに「なぜ集中できないのか?」と考え始めて、本の文字はただ見つめているだけになっていることもありました(笑)
そこでまずは、自分が集中できない理由を分析してみましょう。
集中できない原因は、大きく分けると、内的要因と外的要因との2つが考えられます。
自分のコンディションが悪い
内的要因は、自分自身の状態です。
「とてつもなく眠い!」や「気持ち悪い」といった身体的な不調はもちろん、精神面も読書への集中力に影響します。
身体的な不調の場合は、無理をせず休むことをおすすめします。
まずは体調を万全にしてから、読書をしましょう。
また、精神面としては、なぜ本を読むのかという目的が曖昧であるということが考えられます。
例えば、ゲームをする時の集中力を思い出してください。
誰よりも早くゲームをクリアしたい!という気持ちが、ゲームへの集中力を高めています。
本を読む理由は人それぞれ様々です。
仕事で読まなければいけない、人に勧められて興味を持った、もしくは「趣味=読書」と言える自分になりたいという憧れなど。
いずれにしても、その本を読む目的が曖昧で、能動的でないと集中力がなくなってしまいます。
外部からの環境的要因
どんなに自分のコンディションが整っていても、周りに集中を妨げるものがあってはどうしようもありません。
周りがうるさかったり、テレビなどの誘惑があったり、本から気が逸れてしまうような環境で集中するのはなかなか難しいです。
読書に集中するためには、外部からの悪影響をできるだけ遮断できる場所を選ぶ必要があります。
読書に集中できないときに実践すること7選
スマホをしまう
読書をしていたはずなのに、気付いたらスマホをいじっているなんてことはありませんか?
スマホはちょっとした情報検索等にはとても便利ですが、通知がきて光ったり、音が鳴ったりと、何かに集中したい時には邪魔です。
読書をするときにはスマホをしまい、集中しやすい環境を整えましょう。
また、読書をしていてわからないことがあると、スマホで調べたいと思うかもしれません。
ただ、最初は調べるためにスマホを使っても、そのままスマホで別のことをしてしまうということはよくあります。
すぐに調べなくてもよいことは、何かにメモしておき、後で調べるのもいいでしょう。
まずはスマホに触らず、本の世界を楽しみましょう。
仮眠をとる
眠いと感じたら、だらだらと本を読み続けるよりも、少し仮眠をとるほうが効果的です。
ただし、仮眠の時間が長すぎると頭を再度働かせるまでに時間がかかってしまうので、仮眠は15分がおすすめです。
少し寝ることで、頭がすっきりするだけでなく、目の疲れの改善にもつながります!
他のことをする
読書に集中できないと感じているのに、無理に読書を続ける必要はありません。
これは、仕事でも同様です。
例えば、企画書が煮詰まってしまいどうにもならないとき、経費精算などの事務仕事をはさんでみると、そのあとスムーズに企画書が書けるということはありませんか?
一旦、他のことをすると頭が整理され、次に読書をする際は案外スムーズに入り込めることもあります。
無理に読書を続けるのではなく、気分転換に別のことをしてみましょう!
集中しやすい場所で読む
周りの音がうるさいような場所では、つい他の音に気をとられがちで、なかなか集中して本を読むことができません。
集中できないなと思った時は、場所を変えてみるのも1つの手です。
また、静かな家の中が必ずしも読書に集中できる場所とは限りません。
例えば主婦の方だと、家にいると「掃除をしなきゃ」「洗濯もしとこうかな」等と、本を読みながらも家事のことを考えてしまうかもしれません。
騒音の有無だけでなく、自分にとって集中できる場所を探してみましょう!
なぜその本を読むのかを考えてみる
読書感想文のように強制されて読書をする場合、集中力が続きにくい傾向があると思います。
読書に限った話ではありませんが、強制されて受動的に物事に取り組んでいるときには、集中力は乏しく、内容も頭に入って気にくくなります。
そこで大切なのは、いかに能動的に取り組むかということです。
そのために、本を読む目的をじっくりと考えてみましょう。
目的を明確にし、自分で「読みたい」と決意できれば、スムーズに読み進めることができるはずです。
知りたいところから読む
本を読むとき、最初から順を追って読まなくてはいけないと思っていませんか?
しかし、最初から読んでいくと退屈で集中できないという本の場合には、目次をみて知りたいところを先に読むというのも1つの手です。
興味のある情報を先に読み、そこから付随する情報が記載されている部分を読み進める方が集中でき、記憶に残りやすいということもあります。
メモを取りながら読む
ただ文字を追っているだけだと、集中しているつもりでも内容がインプットされないということはありませんか?
本の中で重要だと思ったことをメモしながら読むと、「どの部分が大事なのか」を見極めようと頭を使います。
そうすることで、本の内容をより理解でき、自然と集中して読み進めることができるはずです。
自分だけの集中空間を見つけて読書を楽しもう!
読書に集中できないという場合は、内的要因や外的要因が影響しています。
集中できない原因を考え、原因に応じた対策をとってみると良いでしょう!
また、本を読む習慣を続けることで、段々と集中力が養われていく場合もあります。
読書に集中できないからといって読むことを諦めず、本に触れる習慣をつけることも大切です。
試行錯誤しながら、自分にとって1番集中できる環境を見つけてみてくださいね!