随分前に、買っただけで満足してしまった本をちゃんと読まなきゃ・・・。
しかし、いざ読み始めると、5分ともたずにやめてしまうことはありませんか?
せっかく買ったのに、本棚にしまいっぱなしになるのはもったいないですよね。
読書は単に知識が増えるだけではなく、たくさんのメリットがあるため、ストレスなく続けたいもの。
そこで今回は、読書を長時間続けられるコツをご紹介します!
読書に長時間集中するコツ
コツ①面白い・興味の持てる本を選ぶ
そもそも、今手にしている本は読んでいて楽しいですか?
長時間集中できないのは、自分に合っていない本を手にしているせいかもしれません。
内容が自分に合っていないと、最後まで読みすすめるのは苦痛で仕方ないですよね。
何を基準にして本を買うかは自由ですが、最後まで読み進めるために、自分の中での判断基準を決めてみるといいかもしれません。
私は、作者の個性や作品のあらすじを事前に確認してから本を買うようにしています。
作者の個性は、インタビュー記事の作者の受け答えや、過去作のレビューからどんな人物であるか目星をつけるようにしています。
作者によって、回りくどい言い方をせずに簡潔に表現する人もいれば、詩的な文章をかく人もいます。
まずは、作者の文章の個性が自分に合うかを確認します。
次に、本の帯や裏に書いてあるあらすじを読んで、興味をもてる作品かチェックしてみます。
自分の好きな物や趣味に関係する作品を選ぶのも、読書に集中するためのポイントです。
コツ②カフェや図書館で気分転換
読書をする環境は非常に大事です。
自分が、どこで一番集中できるか把握してますか?
自分が集中しやすい場所を把握し、その場で読書をすることはもちろん、時には気分転換にカフェなどで本を読んでみるといいかもしれません。
適度な雑音に心地よい音楽、飲み物があると集中しやすくなり、気が付いたら30分以上読み続けているなんてことも!
いつもの場所で集中できなかったら、たまには気分転換のつもりで外出してみましょう。
コツ③スマホは電源を切るor別の部屋に置く
読書の際、スマホを近くにおいていませんか?
スマホが近くにあるとついつい意味もなく触ってしまい、気が付いたら1時間経っていたということはありませんか?
私はしょっちゅうやってしまいます。
読書をすると決めたら、邪魔になるものは手の届かないところにしまいましょう。
距離をとるよりも違う部屋に置くなど思い切りのよさがあるといいですね!
さらには、電源をきって通知音やバイブに気を取られないようにするのもGood!
読書の時に身の回りにおくのは、飲み物だけなど自分のルールを決めてみましょう。
コツ④一番ラクな姿勢を探す
本を読むときには座って読む人が大半だと思います。
しかし、中にはベッドの上で寝そべって読むのが一番ラクという方もいるかもしれません。
ラクな姿勢は人それぞれなので、同じ姿勢をとり続けても体が痛くならない姿勢を探してみましょう!
文庫本は小さくて比較的軽いですが、それでも両腕で持ち上げ続けていると辛くなってきますよね。
私は微妙に姿勢を変えながら、少しでも読み進めようと工夫しています。
姿勢の工夫だけでなく、書見台という道具を利用してみるのもいいかもしれません。
寝ながら読みたい方にはおすすめです。
コツ⑤目と頭の疲れ対策をする
長時間読み続けていると、頭がボーっとしてきませんか?
これは、脳内の糖分が不足している証拠です。
飴やチョコレートといった甘い物を食べると改善されます。
手を汚したくない方は、甘い飲み物を用意するといいですね!
また、目の疲れでお悩みの方もいるのではないでしょうか。
こすってもなんか違和感があり、文字を追うのが辛い。
そんな時は、遠くを眺めてみましょう。
ホットアイマスクがあれば、それで目を温めてあげるのも良い方法です。
ドラッグストアで使い捨てのホットアイマスクを簡単に買えるので、読書の休憩をしながら、目を癒しましょう!
コツ⑥本を聴く
「本は読むものだ」思われるかもしれませんが、今は耳で聴くオーディオブックというものが一般的になってきています。
アマゾンが提供しているAmazon Audibleは30日間無料で登録することができて、オーディオブックを楽しむことができます。
最新本からなつかしの本まで約40万冊を取り揃えています。
目が疲れている時だけは、本を聴いて読書するというような使い方もできますね!
詳しくは【読書】Amazonオーディオブックとは?料金・使い方を徹底解説をご覧ください。
読書を長時間しすぎるのはよくない?
目が疲れる
読書を長時間していると、目の疲れはどうしても出てきてしまいます。
手元を長時間見つめることになるので、眼球の焦点が絞られ、近視の原因にもなり得ます。
近視を予防するためにも、1時間経ったら10分は遠くを眺めるといった目を休ませる工夫を取り入れましょう。
他にも、目のまわりのツボを押したり、マッサージをするのも効果的です!
頭が働かなくなる
読書を続けていると、段々と集中力がなくなってきます。
これは自分の集中力が足りないのではなく、誰もが陥ることなのです。
脳内の神経細胞は、刺激を与え続けると疲労を蓄積していきます。
疲労をためないようにするには、一定の間隔で刺激を与えるしかありません。
そのため、規則的に休憩をとる必要があります。
2時間読み続けてから休憩をとるよりも、1時間ごとに休憩をとる方が脳には良いです。
疲れたと自覚する前に、こまめに休憩をするよう心がけてみましょう。
食べ物の消化が悪くなる
これは長時間同じ姿勢を続けているために起こることです。
基本的には、お腹の筋肉を使って内臓と骨を支えているのですが、本を読んでいるうちに、気が付くと猫背になっていないでしょうか。
猫背で座っている姿勢を続けると、胃が圧迫されるため消化活動が妨げられてしまうのです。
また、集中して脳を働かせると、脳でエネルギーをたくさん消費するため、脳への血流が増します。
その分、胃や腸へ送られる血流が少なくなるため、消化活動が妨げられてしまいます。
食後すぐの読書は控える等の工夫が必要です。
コツを掴んで読書を長時間楽しもう!
読書を長時間続けるには、いかに、肉体的・精神的な負担を減らしながら読書を進められるかが重要です。
そのため、集中できる環境を整えたり、適度に休憩をとるのがコツです!
コツを掴んで、自分に合った本と自分に合った読書の方法を取り入れましょう!
本にはたくさんのメリットがあります。
読んだ本から得た知識や気付きは、今後の人生の財産になります。
多くの財産を手に入れるためにも、読書を長時間できるような工夫を見つけてみてください!