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ビジネス書はくだらない?胡散臭い?その理由と読むメリットを解説

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社会人になって上司や先輩に「本を読め!」「本を読むといいよ!」

と言われてたことがある方は多いのではないでしょうか?

特にビジネス書を読むようにすすめられることは多いかと思います。

しかし「ビジネス書なんてくだらない。胡散臭い。」

と思われる方もいることかと思います。

私自身も、ビジネス書をおすすめされてそのように思っていました。

そう思いながらも読んでいくことで「役に立つ」「胡散臭い」というどちらの意見も正しいと感じるようになりました。

そこでこの記事では、

  • なぜビジネス書がくだらない・胡散臭いと思われるのか
  • ビジネス書を読むことのメリット
  • ビジネス書の選び方や有効活用する方法

について解説していきます。

ビジネス書がくだらない・胡散臭いと思われる理由

まずはビジネス書がなぜくだらない・胡散臭いと思われるのか、その理由を5つ挙げていきます。

理由①「信者ビジネス」のツールとして出されたビジネス書が存在するから

ビジネス書には、ある人物を教祖のように崇拝させ、次々とお金をかけさせる「信者ビジネス」を目的として、出版される本があります。オンラインサロンやメルマガ、その他教祖が進める商品に対して盲目的にお金を払い続けてしまう様子から、ツールとして使われるビジネス書に悪いイメージを持ってしまうようです。

理由②読者が絶賛しているのを見て宗教的な印象を受けてしまうから

ビジネス書を絶賛している読者を見て、宗教的な印象を受けてしまうことがあります。

こちらは信者ビジネスと違い、本当に良い本だからこそ絶賛されているのに、周囲からは宗教的に思われてしまうという側面があります。

1つ目の理由と合わせて、宗教的な印象を受けると、やはり怪しく胡散臭いという印象に繋がるようですね。

理由③内容の薄い、読む時間がムダとも言えるビジネス書が存在するから

ビジネス書の中には、学ぶことの少ない本だったり、「色々と書いてあるけど結局は〇〇ということでしょ?」とまとめることができてしまう本があります。

そういった本は内容が薄く、読むだけ時間の無駄だったと思われてしまいます。

このあたりは、読者が似たジャンルの本をどれだけ読んできたかによって変わる部分はあります。

似たジャンルの本をたくさん読むということは、それだけ似た結論に辿り着いている本があるのです。

そして、たくさん読むほど内容が薄く、時間の無駄に思えてしまう本があるのはある程度仕方がないと割り切るしかないことかと思います。

理由④読んでも変われなかった人が批判するから

読むだけで満足し行動に移さなかった人が、読んでも変われなかったからと批判している場合もあります。

しかし、多くの本に書いてあることは結局実行しなければ意味がありません。

こういったビジネス書に書いてあることは、皆が知っているような「相手の気持ちになって考えましょう」「ポジティブに捉えましょう」ということだったりするのです。

それらは「常識」ではあっても「常行(ほとんどの人が行っている)」ではないからこそ、実行するためにどうすればいいのかについて書かれているのです。

理由⑤マルチ商法やネットワークビジネスで紹介されることがあるから

マルチ商法やネットワークビジネスは連鎖販売取引と呼ばれる合法的なビジネスモデルです。

しかし、他者を組織に勧誘することもあるので、違法なネズミ講と間違われたり、勧誘の仕方や勧誘先の組織によっては怪しいと思われてしまいます。

そんな連鎖販売取引の商品として、ビジネス書が販売されることがあります。

また、こういった方法は信者ビジネスなどとも相性が良く、同時に行われることもあります。

これらが重なり合うことで、ビジネス書全般に悪いイメージを与えているとも考えられます。

くだらなくない!?ビジネス書を読むメリット

ここまでビジネス書がくだらない・胡散臭いと思われる理由について見てきましたが、当然メリットもあります。

ここからはそのメリットも5つ紹介します。

ビジネス書のメリット①モチベーションが高まる

まず、読んでいるとやる気が出てモチベーションが高まります。

そこには、新しいことを知ったり、元気が出るような言葉が書いてあるからです。

そして、社会的成功者(大企業の社長や有名人)の言葉や体験談に触れることで、自分も上手くいく感覚になれるのでしょう。それによってモチベーションが高まれば、実際の行動に移してみようと思うことができるのです。

ビジネス書のメリット②見識が広がる

ビジネス書を読んでいると「そんな視点があるんだ」「こんな発想の仕方はなかった」という本に出会います。

すると、自分の視野が広くなり、これまでとまた違った角度から、物事を捉えられるようになります。

ビジネス書のメリット③新しい知識やスキルを得ることが出来る

ビジネス書を読むメリットの3つ目として、新しい知識やスキルを得られるということがあります。

特にライフハックを謳っているような本では、本当に細かいスキルが書いてあります。

それらは自分も頑張れば思いつくはず、というよりも、その方法や道具があることを知識として知っているかどうかです。

哲学者であるフランシス・ベーコンも「知識は力なり」と言っているように、知識やスキルを得ることは大事だと言えるでしょう。

ビジネス書のメリット④効率的に学ぶことが出来る

ビジネス書を読むメリットの4つ目は、効率的に学ぶことが出来るということです。

忙しい社会人でもまとまった時間をとる必要はなく、隙間時間に数ページずつ読むという方法がとれます。

これがセミナーや講習会に参加すると考えると、ある程度決まった時間拘束され、その時間内で集中して学ぶことになります。

また、興味がない部分でも講師に「そこは興味がないので飛ばしてください」と言いづらいはずです。

本は自分なりに飛ばし読みをしても誰も嫌な気持ちにはなりません。

こういった時間の使い方についても、お金の使い方についても、1000~3000円で社会的成功者の考えを学べるというのは効率が良いのではないでしょうか。

ビジネス書のメリット⑤悩みの解決につながる

ビジネス書を読むメリットの5つ目は、悩みの解決につながるということです。

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オーディオブックの魅力や使い方を徹底解説

ビジネス書は多くの人が同じ悩みを経験しているからこそ読まれます。

悩みを誰に相談するか迷ったら、まずは関連する本を探してみると良いかもしれません。

意味のある読書につながるビジネス書の選び方

ここまででビジネス書には胡散臭いものも、良いものもあると理解していただけたのではないでしょうか。

では実際にどのようなビジネス書を選ぶと良いのか、その選び方を3つ紹介していきます。

選び方①ロングセラー、定番のものを選ぶ

選び方の1つ目として、ロングセラーだったり、定番と言われるものを選ぶのがオススメです。

  • 7つの習慣
  • 思考は現実化する
  • 人を動かす

これらは世界中で数十年にわたって評価され続けているビジネス書の定番と言える本です。

また、

  • 孫子の兵法
  • 論語
  • 自省録

といった数百~数千年という時代を超えて評価されている古典についても1度呼んでみる価値があるのではないでしょうか。

ポイントは、広い地域で(世界中・あるいは日本中で)、長く評価されているかです。

これらは宗教的と言われそうですが、私がおすすめするのは「旧約・新約聖書」です。

神やキリストを信じるといった宗教的視点はさておき、良く生きるための教えを得るという視点に立つと、聖書で語られる教えからも学ぶことがあります。

選び方②目次を読んで興味のわいたもの、役に立ちそうなものを選ぶ

選び方の2つ目は、タイトルから興味を持ったら、目次を読んだり、数ページほどめくってみるなどしてさらに興味がわいた・役立ちそうと思うものを選ぶ方法です。

このとき気をつけたいのは、人は自分の仮説や聞いたことがある考えを肯定してくれる人に好意を抱きやすいということです。

たしかに、興味がわくのは自分の知っているようなことが書いてあり、取りかかりやすいものです。

しかし、完全に知っていることばかりが書いてある本を選んでしまうと、学ぶことが少なく、結果として意味のない読書だったと感じてしまいます。

軽く見ただけでも、これは知らなかったと思う部分がある本を選びましょう。

選び方③尊敬している人や実績のある人がオススメするものを選ぶ

3つ目に紹介する選び方は、尊敬する人や実績のある人がオススメする本を選ぶという方法です。

身近な人でも有名人でも、尊敬できる人がオススメする本であれば、それだけで興味を持てます。

また、大企業の経営者が愛読書と公表している本もたくさんあります。

それらは、信頼できそうな人が1度読んだ上でオススメしてくれているといった点で信頼できるのではないでしょうか。

私なら本の帯に「メンタリストのDaiGo氏が推薦」と書いてあるだけで手に取ってしまいます…。

ビジネス書の内容を有効活用する方法

ビジネス書は読んだら終わりではありません。そこからさらに有効活用する方法を3つ紹介します。

方法①知識をインプットしたら、アウトプットをする

ビジネス書を有効活用する方法の1つ目は、自分の中に知識として定着させることです。

学んだことがうろ覚えでは、使いようがありません。

知識を定着させるために必要なのは、書く、話すといったアウトプットです。

それも、覚えたものをそのまま繰り返すのではなく、自分なりの表現に置き換えてみることで理解が深まります。

ちなみに、慶應義塾大学では「半学半教」という言葉を大事にしているそうです。

これは、教える身であっても学び続けることを忘れず、学ぶ身であってもそれを教えられるように理解しなければならないという意味です。

福沢諭吉もまた、知識の習得には学ぶ(インプット)だけでなく教えること(アウトプット)が大事だと考えたのではないでしょうか。

方法②読み終わって満足せずに、読み終わってからが始まりだと心得、行動する

ビジネス書を有効活用する方法の2つ目は、読み終わったら満足せず、ここからが始まりだと思って行動することです。

ビジネス書を読んで知識を得るのは、あくまで目的を達成するための手段でしかないはずです。

しかし、本を読むという手段をとることを目的にすると、目的が達成できたとき(本を読み終わったとき)に満足してしまいます。

それが何を目的として本を読んでいるのかを、常に意識しておくことが大事になります。

忘れてしまうなら、目的を紙に書き出して、本を読んでいるときは目の前に置いておくようにすると、嫌でも目的を思い出せるでしょう。

また、「自分の生活のどんな場面で学んだことを活かせそうか?」と自問し、イメージトレーニングしてみるだけでも、実際にその場が来たら上手く実践できるようになります。

方法③モチベーションのアップに繰り返し読む

ビジネス書を有効活用する方法の3つ目は、何度も繰り返し読むことでモチベーションアップや、意識づけに使うことです。

すぐに取り出せる位置に置き、ふとした瞬間に数ページ読むだけでもモチベーションは上がります。

そして「自分はこの教えを実行できているだろうか?」と振り返ってみる時間がとれれば、また1つ成長できたと言っても過言ではありません。

あとはここまで紹介したようにモチベーションを上げて改めて行動してみるだけです。

ビジネス書はくだらない・胡散臭いと決めつけず自分に合ったものを選んで活用しよう

いかがでしたか?一口にビジネス書と言っても、くだらない、胡散臭いものばかりではないと、理解していただけたのではないでしょうか。

ビジネス書は、宗教的なイメージをもったり、内容があまり充実していない、などと思うことも多くあるでしょう。

しかし、モチベーションを上げるためにビジネス書を読むことは、これからの自分のためにもなるのです。

読む目的を明確にして探せば、自分に合ったビジネス書を見つけることができ、それに向かって頑張っていくことができるかもしれません。

迷ったときはぜひ、この記事でご紹介したビジネス書も、参考にしてください。

 

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