「読書を始めてみたけど、読むのが苦痛・・・」「文字が多すぎてそもそも読む気になれない」と思ったことはありませんか?
近年、本を読む習慣がない人や読書をするのが苦手な人が、昔より多くなっているように感じます。
実は、私も昔は読書が苦手でしたが、今では本の魅力に気付き、様々な本を読むようになりました。
・読書が苦手な人が多い理由
・読書への苦手意識を克服する方法
・読書好きになるメリット
なかなか外出が難しいこの機会に、読書嫌いを克服してみませんか?
読書が苦手な人が多いのはなぜ?
理由①自分に合わない本を読んでしまう
本が苦手な人は、人に薦められた本や難しい内容の本を選びがちです。
みなさんにも、「友達に薦められたから読もう」「とりあえず難しい本に挑戦しよう」と考えて読書を始めたことがあるのではないしょうか。
しかし、その本の内容が自分の興味のないものだったら、読書は長く続きませんし、何より楽しくありません。
さらに、興味がないので、本の内容が頭に入りにくく、読書が苦痛になってしまいます。
私も、自分に合わない本を読み、挫折した経験があります。
「やっぱり私は読書ができないんだ」と、苦手意識をさらに強めてしまいました。
理由②強制されて読書をする
学生時代に宿題で出された読書感想文が嫌いで、読書が苦手になった方もいるのではないでしょうか。
私も、読書感想文が嫌いでした。
課題図書の多くが、文字が小さくて長い上に、難しい内容が多いです。
自分の好きな本を選べないので、読んでもなかなか頭に入りません。
最終的には、どうにか絞り出して書きなぐる感想文ができあがるなんてことに・・・。
ただでさえ読書が苦手な人が、このように強制されて読書をしたところで、読書が好きになるはずはありませんよね?
それどころか、強制的にやらされることは反発心をうみ、読書をより苦手なものにしてしまうのです。
ちなみに私は、長期休みに入る前はいつも「読書感想文が宿題になりませんように」と願っていました(笑)
理由③集中力が続かない
読書が苦手な方の多くは、本を読んでいると集中力が欠け、眠くなると感じたことがあるのではないでしょうか。
読書は、好きな時に好きな分だけ読めるのが魅力であり、集中力が欠けてきたら一旦読むのをやめても問題はありません。
しかし、課題図書を期限内に読まなくてはならない等、眠い目を擦りながら読書を続けることで、どんどんと読書が苦痛になります。
読書への苦手意識を克服するには?読書好きになるための方法
一度読書が苦手だと感じてしまうと、なかなか読書をする気分にはなれませんよね。
では、読書への苦手意識を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?
方法①自分の興味がある本を読む
興味がない内容の本を読むことは、ストレスにしかなりません。
しかし、内容に興味のある本だとどうでしょう?
好奇心や探求心が湧いてきませんか?
私の場合は、自己啓発本ががあまり好きではなかったので、気になるミステリー小説を読んでみました。
すると、自分が読書が苦手だとは思えないほどすらすらと読むことができ、どんどんのめり込みました。
自分の興味がある本は楽しく読めますし、読書をスタートするきっかけになります!
方法②簡単な本から始める
読書に慣れていないと、難しい本は頭に入ってこないし、何より長く続きません。
「小さい文字がだらだらと並んでいる本は無理!」という方は、最初は子供でも読めるような簡単な本から始めてみましょう。
本に触れる機会を増やしていくことが、読書の苦手意識を克服するきっかけになるので、最初は絵本や漫画でも構いません。
簡単なもので本に慣れ、本を読めたという達成感や読書のメリットを実感してみましょう!
方法③読まずに耳で聴く
「本は読むものだ」思われるかもしれませんが、いまは耳で聴くオーディオブックというものが一般的になってきています。
アマゾンが提供しているAmazon Audibleは30日間無料で登録することができて、オーディオブックを楽しむことができます。
最新本からなつかしの本まで約40万冊を取り揃えています。
まずはこの聴く読書で本を読むことに慣れてから、実際に本を読むといいかもしれませんね。
詳しくは【読書】Amazonオーディオブックとは?料金・使い方を徹底解説をごらんください。
方法④読みたいところだけを読む
普通、読書をするとなると、1冊の本を最初から最後まで読むと考えますよね?
しかし私は、読書は必ず最初から最後まで読まないといけないものだとは思いません。
むしろ、読書に慣れていない方が1冊の本を最初から最後まで読むとかなりの時間がかかり、途中での挫折に繋がってしまいやすいです。
読む前に本の厚さをみた時点で、すでに拒否反応が出てしまう方もいるかもしれません。
また、自分の興味がある内容の本だとしても、すべての内容が自分にとって面白いとは限りません。
「つまらないと思ったら飛ばす」「目次を見て面白そうなところだけ読む」くらいの軽い感覚で読書をしても良いでしょう。
本を読むなら全部読まないともったいないと思う方もいるかもしれませんが、退屈な内容を嫌々読む時間ももったいないとも考えられませんか?
また、退屈な部分も頑張って読もうとしたけど、途中で挫折してしまったとなれば、その方がもったいないですよね。
興味のある部分を読んでみて、さらに興味が増したら他の部分も読んでみると良いでしょう!
方法⑤自分の目標の手段として読書をする
例えば、「料理が上手になりたい」という目標があれば、その手段として料理に関する本を読んで実践してみるのも良いですよね。
他にも、「言葉のゲームに強くなりたい」のであれば、本を読んで知識を蓄え、知った言葉は使いこなせるようにしとくのも効果的です。
このように、自分の目標のための手段として読書をしてみましょう。
読書が苦手でも、自分の目標を達成するためだったら、挑戦してみようという気持ちにもなりますよね。
そこで読書のメリットや意味を感じることができたら、きっと読書が好きになりますよ!
方法⑥読書の時間を作る
読書をしない方は、読書のための時間を作れないと思っていることが多いです。
しかし、通学や通勤の時間、なんとなくスマホをいじっている時間など読書に使える時間は意外と日常生活に存在しています。
読書のための時間は大量に確保する必要はありません。
1日に5~10分程度でも良いのです。
隙間時間に読む本は、持ち運びやすく、すぐに取り出しやすい小さな本がおすすめです。
最近はスマホで電子書籍を読めるため、電子書籍を試してみてもいいかもしれませんね!
少しずつでも本に関わる時間を増やすことで、読書の楽しさがわかってくるはずです。
読書が好きになるとこんなにも良いことが!
知識が増える
読書をすると、知識が増えます。
動画やネットのサイトでも知識は増えますが、読書はそれらにはないメリットがあります。
それは、本に載っている情報は信憑性が高いということです!
筆者は、本を書くときに様々な文献など、文章のエビデンスを集めます。
また、誰でも簡単に投稿できるインターネットとは違い、本は筆者が特定されるため、文章の信憑性により気をつかっています。
そのため、本は正しい知識量が多く、ビジネスや日常生活などの様々な場面で役に立ちます。
語彙力が上がる
本には様々な言葉が使われており、読書を通して漢字を覚えたり、言葉の使い方を理解したりできます。
そのため、語彙力の向上につながります。
語彙力が上がると、表現の幅が広がり、作文や国語の文章題などに役立ちます。
さらに、表現の幅が広がると誤解を生むことが減るので、コミュニケーションをより円滑に行うことができます!
読解力が上がる
読書をすると、読解力も向上します。
読解力があると、相手の言いたいことがより理解しやすくなり、相手の求める対応ができるようになるため、信頼される人になります。
人から信頼されるということは、より良い人間関係を築くことができるということです。
これは、仕事や生活をしている中でも非常に大切ですよね。
読書への苦手意識を克服しよう!
読書が苦手だと感じ始めたきっかけは、人によって様々だと思います。
もしも、どうしても読書が好きになれないのなら、無理に読書をする必要はないでしょう。
なぜなら、読書は義務感を持ってするものではなく、読みたいから読むものだからです。
しかし、本を好きになり読書をすると、メリットが多くあるのは事実です。
早めに読書への苦手意識を克服できたら、今後の人生もさらに良いものにできるかもしれません!
ぜひこの機会に、読書にトライし、自分に合った本との上手な付き合い方を探してみてはいかがでしょうか?