結局、電子書籍と紙の本だったら、どっちがいいの?
最近は、スマホなどで電子書籍を読んでる方も増えてきました。
これまで紙の本を読んできた方でも、電子書籍にするか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電子書籍にするか迷っているかたのために、電子書籍と紙の本のどっちがいいのかを徹底解説します!
電子書籍と本はどっちがいいの?
電子書籍と紙の本、どちらがいいのか迷ってしまいますよね。
どちらにも、メリットとデメリットがあるので、それらを理解した上で、自分にとって最適な方を選ぶのがおすすめ!
特に、読書のシーンや頻度などで見極めるのが良いでしょう!
電子書籍と比べた紙の本の5つのメリット
メリット①:本を読んだ実感がある
紙の本では、ページをめくったり本の重みを感じたりできるため、「読んだ」という実感があります。
「読書をする」ということが好きな方には、読んだ実感を感じられるのは大きなメリットですよね!
メリット②:所有欲が満たされる
本好きの方は、自分のお気に入りの本で本棚を埋め尽くしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
漫画や小説をシリーズで集めて、作品をコレクションとして楽しむ方もいます。
本を買ったという満足感を得ることができるのが、紙の本のメリットです。
メリット③:記憶に残りやすい
紙の本は、電子書籍に比べて記憶に残りやすいです。
単純に文字を読むだけではなく、質感や紙の匂いなど他の情報も同時に入ってくるからです。
実際に、紙の本のほうが電子書籍に比べて記憶に残りやすいという研究結果も出ています。
メリット④:中古本を買える・売れる
紙の本は古本屋で安く購入することも可能です。
既に完結している漫画等では、セットでお得に購入することもできますよね!
逆に、読み終わって不要になったら売ることもできます。
発売直後の本であれば、意外といい値段で買い取ってもらえますよ!
メリット⑤:貸し借りができる
おもしろい本は、誰かと共有したくなることもあるのではないでしょうか。
紙の本なら、他人におすすめしたいときに貸すことができます!
漫画など、みんなでまわし読みしたりするのにも便利です!
電子書籍と比べた紙の本の3つのデメリット
デメリット①:場所を取る
紙の本の1番のデメリットは、場所を取ることです。
広い家に住んでいる方は問題ないかもしれませんが、本が増えてくると置き場所に困るのではないでしょうか。
本棚のスペースを確保するのも大変ですし、本の量が多いと掃除も面倒です。
また、本を分類して、読み返したいときにすぐに見つけられるように管理するのも手間がかかります。
デメリット②:重くて持ち運べない
紙の本は、持ち運びには不便です。
文庫本1冊なら持ち運びやすいかもしれませんが、ハードカバーやページ数が多い本になると大変です。
また、何冊か読みたい本があっても、たくさん本を持ち運ぶのは難しいため、厳選しなくてはなりません。
特に、通勤・通学や、旅行での移動中に読書がしたい方にとっては、荷物が多く、重くなると不便ですよね。
デメリット③:処分するのが大変
紙の本は処分するのが大変です。
不要な本を選別するのにも、運ぶのにもかなりの労力がかかります。
また、本の保管状態が悪いと売ることも難しいため、注意が必要です。
紙の本と比べた電子書籍の4つのメリット
メリット①:何冊でも持ち運べる
電子書籍は、何冊でも持ち運ぶことができます。
端末の容量にもよりますが、随時100冊以上の本を持ち歩くことができます。
分厚い本であったとしても、重くて大変ということにもなりません。
端末さえ持ち運べば、いつでも好きな場所で読書ができます。
メリット②:保管場所を取らない
電子書籍は、データなので何冊あっても保管場所を取りません。
最近は、物を増やさず最小限の物で生活をするミニマリストも増えてきています。
部屋の中をすっきりみせたい方にとって、電子書籍はとても魅力的ですよね!
メリット③:紙より安く購入できる
電子書籍は、紙の本より安く購入することができます。
紙の本と異なり、印刷代や物流費用などが抑えられるため、電子書籍のほうが安くなっています。
メリット④:本屋に買いに行く必要がない
電子書籍は、わざわざ本屋まで買いに行く必要はありません。
スマホやパソコンから、簡単に購入することができます。
本屋の営業時間を気にすることなく、欲しい時にすぐに買うことができるのが魅力です。
紙の本と比べた電子書籍の4つのデメリット
デメリット①:所有欲は満たされない
電子書籍は、あくまでもデータなので、何千冊と購入していてもたくさん所有している感覚を得にくいです。
本自体が好きな方にとっては物足りないかもしれません。
デメリット②:端末が必要
電子書籍を読むには、端末が必要です。
もちろんスマホで読むことも可能ですが、読みやすさを求めるなら専用の端末がおすすめです。
いろいろなメーカーの端末がありますが、Kindleの場合だと約1万円ほど。
初期投資をしなければならないので、読書を継続できるか心配な方であれば、まずはスマホで試すのが良さそうです。
デメリット③:中古本として売れない
電子書籍は、読み終わっても中古本として売ることはできません。
読み終わった本やあんまりおもしろくなかった紙の本は、古本屋に売っていくらか還元することもできますが、電子書籍は削除してしまうしかありません。
デメリット④:読みたい本が電子書籍になっていない
以前に比べて、最近では、電子書籍化が進んできました。
しかし、過去の作品では、まだまだ電子書籍化が進んでいないものも多いです。
今後、電子書籍化される可能性もありますが、すぐに読みたい場合は紙の本を購入するしかありません。
電子書籍の端末といえばKindle
電子書籍を読む端末を「電子書籍リーダー」や「電子ブックリーダー」と呼びます。
様々なメーカーから出ていますが、なんといっても有名なのはKindle!
Kindleとは、Amazonの電子書籍、電子書籍リーダー、アプリを含めたサービスのことです。
Kindle①:特徴
Kindleの特徴
- 目が疲れにくい
- 充電が長持ち
- 軽くて薄い
- 辞書機能やメモ機能がついている
特徴1:目が疲れにくい
kindleの画面は、スマートフォンの画面と異なり「E-inkディスプレイ」を採用しています。
そのため、ブルーライトが0に近く、目にやさしいのが特徴です。
紙の本を読むのと似た感覚で、電子書籍を楽しむことができます。
特徴2:充電が長持ち
Kindleはスマートフォンのように頻繫に充電する必要はありません。
同じ画面を見ているときはほとんど電力消費をせず、めくるときにだけ電力を使う仕様のため、1度フル充電すれば数週間は充電不要です。
特徴3:軽くて薄い
Kindleの重さは174g~191gと軽量で薄いです。
そのため、持ち運びにも便利です!
特徴4:辞書機能やメモ機能がついている
Kindleには辞書機能が搭載されており、わからない言葉はすぐに調べることができます。
また、メモ機能もついているので、感想やアイデアを記録しておくこともできます。
Kindle②:種類
Kindleの端末の種類は以下の通りです。
|
Kindle |
Kindle Paperwhite |
Kindle Oasis |
値段 |
8,980円〜 |
13,980円(8GB)〜 15,980円(32GB)〜 |
29,980円(8GB)〜 32,980円(32GB)〜 |
サイズ |
6インチ |
6インチ |
7インチ |
重さ |
161g |
182g |
188g |
容量 |
4GB |
8/32GB |
8/32GB |
また、この他にも子ども用の「kindleキッズモデル」も販売されています。
現在発売されている端末の中で、最も売れているのは「Kindle Paperwhite」です。
防水機能も搭載しており、お風呂に入りながら読書を楽しむことができるのが魅力です。
Kindle③:選び方
Kindleの選び方
- 容量
- 広告の有無
- 接続方法
- 画面の大きさ
選び方1:容量
端末によって容量が異なり、基本的には容量が大きいほど値段も高くなります。
小説だと、8GBで2,000冊、32GBで4,000冊程度入り、漫画だと、8GBで160冊、32GBで640冊程度です。
漫画などもたくさん読みたい方には、容量が大きいほうがおすすめです。
ただし、端末の容量がいっぱいになってもクラウド上にはデータが残るため、端末で1度削除しても再ダウンロードが可能です。
選び方2:広告の有無
Kindleの端末には、「広告あり」と「広告なし」があります。
広告が表示されるのは小さなストレスになるので、少し高くても「広告なし」がおすすめです。
選び方3:接続方法
KindleはWi−Fiのみですが、PaperwhiteとOasisはWi−Fi+無料4Gで接続が可能です。
無料4Gだと、ドコモの回線が通れば、いつでもどこでも電子書籍が購入できるということです。
しかし、自宅等にWi−FI環境が整っている場所でダウンロードしておけばオフラインでも読めるため、無料4Gはそこまで必要ないかもしれません。
選び方4:画面の大きさ
端末によって画面の大きさが異なります。
漫画を読む場合は小説よりも文字が小さくなりがちなので、画面が大きいほうがおすすめです。
Kindle Unlimitedは月額980円で読み放題!
Kindleを始めて使う方には、月額980円で読み放題のKindle Unlimitedがおすすめです。
Amazonが提供している電子書籍のうち、対象の本が読み放題です。
対象の本は定期的に更新され、小説や漫画、雑誌まで幅広く読むことができます。
30日間無料体験が可能なので、いきなり電子書籍を購入するのが不安な方におすすめです。
30日で解約すればお金は一切かかりません!
電子書籍がおすすめ!紙との併用もできる!
紙の本と電子書籍にはそれぞれのメリットやデメリットがあります。
ただ、電子書籍は保管場所を取らず、いつでもどこでも読書ができるので、読書好きの方は持っていて損はないです!
基本的には電子書籍を利用し、紙で購入したい本は紙で購入するというのが最も効果的な利用方法だと思います。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、うまく使い分けながら読書を楽しみましょう。