「電子書籍なんか本じゃない」「本でないと愛着が湧かない」「電子書籍は見にくい」
といった理由で電子書籍を嫌いだと思う方もいるのではないでしょうか。
確かに紙の本にしかない「紙の質感の良さ」であったり、「お互いのおすすめの本を貸し借りする楽しみ」などはあります。、
しかし、電子書籍には紙の本と比べて「軽い」「たくさんの本を持ち運べる」といったメリットがあります。
今回は、電子書籍が嫌いな方でも電子書籍嫌いを克服できることを紹介していきます。
電子書籍が嫌われる7つの理由

電子書籍が嫌われる理由①読みにくいから
電子書籍を嫌いという方の意見で比較的多いのが「読みにくい」からという理由です。
電子書籍を読む「PC」「スマホ」「タブレット」常にバックライトが点灯しています。
このライトの光には目に悪影響があるブルーライトが含まれており、ずっと読んでいると目が疲れてしまいます。
また、デバイスによって文字が小さいなどの理由で読みにくいこともあります。
電子書籍が嫌われる理由②・・・本の質感に及ばないから
最近の電子書籍は、実際に本をめくる時の感触に近づけよう改良がなされていますが、まだ紙の本には及んでいません。
紙であれば印やペンで線を引くことができますが、電子書籍だと使いこなしたりするまでに時間がかかります。
慣れ親しんだ環境を変化させるのには簡単なことではないかと思います
電子書籍が嫌われる理由③・・・どこまで読んだかがわかりづらい
紙の本であれば本の厚さで大体あとどれくらいで読み終わるかがわかります。
しかし、スマホやパソコン読んでいると感覚的にあとどれくらいかということがわかりづらいです。
どれくらい読んでいるかは%やページ数などで表示はされますが、ワクワクする本を読んでいて
「あとこれくらいしかないのか」と本の厚さで感じる感覚は数字には帰られませんよね。
電子書籍が嫌われる理由④・・・価格が高い
電子書籍は新品の本であれば、紙の本と比べて安いということが多いです。
キャンペーンを実施している場合であればさらに安く購入できます。
しかし、中古本の場合は紙の本だと数十円や数百円で購入できることがあります。
古い本であれば電子書籍で買うよりも中古で買った方が安い場合が多いです。
電子書籍が嫌われる理由⑤・・・まえがき・あとがき、解説が省略されることがある
紙の本には、まえがきやあとがき、解説が書いてあることが多いです。
その中で、まえがきとは「買ってもらうためのPR」、あとがきは「最後まで読んでくれた読者へのサービス」が記載されています。
これらは、読者に「どんな本なのか」と興味を持ってもらい購入に繋げる狙いがあります。そして、筆者からの大切なメッセージが入っています。
電子書籍ではこれらが省略されている時があるので、好きな作家さんの場合などは寂しいですよね。
電子書籍が嫌われる理由⑥・・・本を探すときに視覚的に得られる情報が少ない!
紙の本であれば本屋に行くとずらっと陳列されているので、それを見るだけで今の流行や売れ筋などがすぐにわかります。
そして、ビジネス書であったり、小説などジャンル別に並んでいますので、自分の欲しい本を直観的に選ぶことができます。
しかし、電子書籍の場合は視覚的に入ってくる情報が少ないため、興味のない本との出会いというのが難しいです。本屋を回るあのワクワク感は本好きにはたまりませんよね。
電子書籍が嫌われる理由⑦・・・スマホやタブレットのバッテリーを消費する
普段使っているスマホで本を読んでいる場合
「電子書籍を読んでいたせいで、充電がなくなって連絡ができなくなった!」
という事態が起きてしまう恐れがあります。
また、本を保存する際に容量を消費してしまうため、大量の本を入れていると容量がいっぱいになってしまうなんてことも・・
電子書籍嫌いを克服する方法

方法①KindlePaperwhiteを活用する
電子書籍嫌いを克服するのに優れていると思います。
このKindlePaperwhiteは「E INKディスプレイ」というものをを採用しているので、紙の印刷物のように見えるようになっています。
そして、画面のライトには、直接目を照らさないフロントライト方式を採用しているため、スマートフォンのように光が直接目に届くようなことはありません。
これは、目の負担の軽減に繋がります。
また、本だとものにもよりますが、600gくらいの重量があります
しかし、このKindlePaperwhiteはスマートフォンと変わらない200g程度です。
紙の本を読む場合には片手では読みにくく手が疲れてしまうことがあると思います。
しかし、これだけ軽量であれば手が疲れることもなくいつでも、どこでも読むことができます。
KindlePeparwhiteのデメリット
・フルカラーではなく白黒
⇨色が使われているページでも全て白黒な
・スマートフォンのアプリで漫画などを読むときよりも若干遅い
上記のようなデメリットがありますが、そこまで気になることではないでしょう。
方法②電子書籍アプリを使用してみる
使ったことがない場合は、無料で使える電子書籍のアプリがたくさんあるので、まずは試してみてください。
漫画はもちろん小説やビジネス書などを無料で読めるアプリはたくさんあります。
自分の読みたい本が入っているアプリを選んで試してみましょう。
方法③BOOX Nova Proを活用する
このBOOX Nova Proは①で説明したKindlePaperwhiteとほぼ同じ機能を持っていて、他にも充実した機能を持っています。
ブルーライトではなく周囲の光を目に反射させるスクリーンを採用しているので目の負担が少なく、日光の当たる場所でも表示が明瞭です。
また、フロントライトが付いているので暗い場所でも影響なく使用可能です。
電磁タッチ・静電容量式タッチの両方対応可能であり、指でもタッチペンでも反応します。
読書中に本文に注釈をつけたり強調表示をしたり、PDFファイルの上に直接メモを書き込めたりと、便利な機能が満載です。
電子書籍だけでなく仕事や勉強にも使える多機能の電子リーダーです。
方法④U-NEXTを活用する
これは、電子書籍と動画配信のハイブリッドサイトになります。
電子書籍だけで始めるには抵抗がある方でも、動画見放題であれば付随したものとしてあまり負担にならないと思います。
月額1980円(税抜)の電子書籍サイトです。
その代わりに、「1200pt」「全巻40%ポイントバック」「動画見放題」が特典として、毎月ついてくるメリットがあります。
実質、780円で漫画や書籍が読み放題であり、アニメや動画も見放題なので、月額以上のサービスとして利用されている電子書籍サイトです。
電子書籍嫌いを克服して読書の質を向上しよう

電子書籍が嫌われる理由にはたくさんのものがありますが、食わず嫌いの場合が多いです。
「使ったことがない」「少しだけ使ってやめた」などの場合は、いくつか試して本当に合わないのかを調べてみましょう。
私は電子書籍を使うようになって、読書量がかなり増加しました。
全てを電子書籍に切り替える必要はありません。
うまく生活の中にミックスさせてより良い読書ライフを作っていきましょう。