
お湯に浸かりたいけど、時間がもったいない気がする・・・。
読書もお風呂も良いものですが、ゆっくりしたいと思うと時間がかかってしまうものです。
そんな、やりたいのにできないというジレンマを解決するのが、お風呂での読書です!
この記事では、お風呂で読書するメリットやデメリット、方法についてご紹介します!
お風呂で読書するメリットとは?
メリット①リラックスできる
湯船に浸かりながら本を読むと、体が温まりますよね!
体が温まると副交感神経が活発になるため、心と体がリラックスできます。
読書が好きな方は、静かな空間でリラックスしながら本に没頭できる点も魅力に感じるはず!
忙しい毎日だからこそ、心と体をリラックスする時間は大切です。
メリット②半身浴の時間を楽しめる
半身浴は、約38℃のぬるめのお湯をみぞおちくらいまで溜め、30分ほど浸かる入浴法です。
ぬるめのお湯に長く浸かることで、発汗を促す効果があります。
発汗によって、美肌効果や代謝アップが見込めるので女性には嬉しいもの。
とは言え、30分もただ浸かっているだけでは、時間がもったいないような気になってしまいます。
しかし、半身浴中に読書をすれば、ただ時間が経つのを待つばかりでなく楽しく過ごせます!
メリット③ただ読書するよりも健康に良い
お風呂で体を温めると、血流が良くなり、老廃物の排泄を促したり、代謝を上げる効果があります。
そのほかにも、免疫力がアップしたり、肌がきれいになったりと良いこと尽くしです。
ただ読書をするだけでは、代謝は変わりませんので、読書好きな方には、知識を増やしつつ、健康にもよい一石二鳥なお風呂読書がおすすめ!
メリット④習慣化できる
学業や仕事で忙しいと、読書時間を確保するのはなかなか難しいですよね。
そんな方は特に、お風呂での30分を読書にあてると、時間を効率的に使うことができます。
しかも、お風呂は毎日の習慣です。
そのため、お風呂と読書をセットにすれば、読書を習慣化することができます。
時間を有効活用しつつ、良い習慣を身に付けられるなんてお得ですよね!
メリット⑤集中して読書できる
普段読書をするときは、時間を気にせずにダラダラ読んでしまいませんか?
しかし、お風呂読書であれば、お風呂の時間だけ読書をすることになるので、限られた時間で集中して読むことができます。
そのため、読むスピードも上がり、重要なところをピックアップして読むようになるので、効率的に読書を進めることができます。
お風呂で読書するデメリットとは?
デメリット①お風呂場は湿度が高い
当たり前ですが、お風呂場は、湿度がかなり高いです。
そのため、紙の本は水蒸気でダメージを受けてしまう可能性があります。
湿気対策を何もしないと、紙はヨレヨレに・・・。
大切な本を守るためには、何かしら湿気対策が必要です。
デメリット②本を水没させてしまう危険性
お湯に浸かって読書をするので、手を滑らせてしまうと本は簡単に水没してしまいます。
濡れた紙は破けたり、くっついて離れなくなったり・・・。
お気に入りの本がボロボロになってしまったら、悲しいですよね。
お風呂に本を持ち込む場合は、水没の危険性を考慮しておく必要があります。
デメリット③汗で本が汚れることがある
お風呂に入っていると、体が温まり汗をかきますよね。
汗は塩分等も含んでいるため、本に付くと黄ばみのもとにもなりかねません。
こまめにタオルで汗をふくなど、本を汚さないよう気をつけながら読むことが大切です。
デメリット④脱水症状を起こす可能性がある
本に集中していると、時間を忘れて没頭してしまうことはありませんか?
お風呂での読書で没頭しすぎると、のぼせてしまうので注意が必要です。
最悪の場合、脱水症状を起こして倒れてしまう可能性があります。
水分補給をするか、時間を決めてお風呂読書をするようにしましょう!
お風呂で本を読む方法は大きく分けて2つ!
お風呂読書は、お風呂に本を持ち込むだけでも簡単にできますが、ちょっとした工夫を加えると、本の水没を予防することができます。
また、お風呂で読書をする方向けのグッズもあるので、こちらもあわせてご紹介します!
特別なアイテムなし
方法①お風呂の蓋+タオル2枚
浴槽に入ったら、頭と手が出せるくらいの隙間を開け、お風呂の蓋を閉めます。
その蓋の上に1枚タオルを敷いて、その上で読書をすれば、本が濡れてしまうことを少し予防することができます。
もう1枚のタオルは、手の水や汗を拭くものとして横に置いておくと便利です。
方法②ジップロック+消しゴム
ジップロックに、ページを開いた本と角の丸い消しゴムを入れ、そのままジップロックの口を閉じたら、準備完了!
ページをめくる時は、消しゴムを袋の上からつかんで擦るようにします。
ジップロックをしっかりと閉めておけば、穴が開かない限り濡れないのでおすすめです。
専用グッズを使う
方法③バスタブトレー
浴槽にひっかけて、物を置く棚として使うものをバスタブトレーと言います。
お風呂の蓋よりも安定感があり、スペースを使わないため、広々とお風呂を楽しめます。
本だけでなく、キャンドルなども置いて、バスタイムを満喫してみてはいかがでしょうか。
方法④ブックスタンド
お風呂用のブックスタンドは、水に浮かせるタイプが多いです。
本をブックスタンドにのせて浴槽に浮かべれば、手で支えなくてすむので、腕もリラックスできます。
比較的安く購入できる点も嬉しいですね!
方法⑤完全防水ブックカバー
バスタブトレーやブックスタンドだと、本に湯気があたり、紙がよれてしまう可能性があります。
そこで、湯気が気になる人には完全防水ブックカバーがおすすめ!
専用ホルダーに本をセットし、口を閉じて空気を注入するだけで使える簡単なグッズです。
ページをめくるための穴もあり、水を完全に防いでくれます。
方法⑥防水タブレット
紙の本ではなく電子書籍を使えば、湯気によってヨレヨレになってしまうことを避けられます。
しかし、防水対応ではないスマホやタブレットでは、水没が怖いですよね。
そんな方には、防水タブレットがおすすめ!
水がかかってしまっても壊れることはなく、安心して読書を楽しむことができます。
Amazonが提供している電子書籍のKindle専用端末:Kindle Paperwhiteは、防水機能も付いており、目に優しいのでおすすめです。
本を濡らしてしまった時の救済方法
お風呂で読書をしていると、誤まって水に落としてしまったり、湯気でシワシワになってしまうなどのアクシデントが起きる事も・・・。
ここでは、万が一大事な本を落としてしまった場合の、本の救済方法についてご紹介します。
救済方法①キレイに乾かしたい
時間はかかるけど、できるだけ綺麗に乾かしたいという方におすすめなのが、この方法!
ページがほぼ波打たないくらいにまっすぐになります。
端っこがちょっとだけ濡れてしまったときに有効な方法です!
- 濡れた部分をタオルで押さえて水気を取る
- 吸水紙を挟み、本を立てる(できなければ横置きにする)
- 扇風機などで風を当てて乾かし、吸水紙は様子を見ながら随時取り替える
- 板と板の間に挟んで、上から重しを乗せる。
- 乾燥するまで置いておく。
救済方法②簡単に乾かしたい
まるまる1冊水没させてしまったような時、簡単に乾かすのに有効な方法です。
この方法は、コミック本であればきれいに乾くようですが、紙によってはうまくいかないようです。
この方法で乾かすときは、紙の素材に注意しましょう。
- 濡れた本をフリーザーパックに入れ、24時間以上冷凍庫に入れる。
- 凍った本に重石を乗せた状態で、約5日間乾かす。
お風呂で本を読むときのちょっとした疑問
お風呂読書をしたことがない方は、お風呂読書への疑問や不安がまだまだあるかと思います。
そこで、私がお風呂読書をするときに感じたことをご紹介します!
本は読みたいけどお風呂に持っていきたくないときは?
お気に入りの本を少しの湯気にも当てたくない、水没が怖いという方もいるのではないでしょうか。
私も、本を持ち込むのが怖かったので、オーディオブックを使いました!
オーディオブックは、本を朗読したもので、イヤホンをして聞いているだけなので、両手も塞がらず楽に読書を楽しめるのでおすすめです!
お風呂読書に最適な本は?
お風呂での読書は、普段の読書とは系統の違う本を読んでみるというのも気分転換になり、いいかもしれません。
リラックスをしたいなら、小説やエッセイを選んだり、自分磨きをしたいなら、自己啓発本を選ぶのもいいですね!
ただ、お風呂読書初心者の方は、まずはペースをつかんで習慣化するため、楽に読める本を選部のがおすすめです!
お風呂読書で効率的に読書を楽しもう!
湯船に浸かりながらの読書は、お風呂と読書の良いとこどりをしながら、時間も効率的に使うことができます。
代謝を上げて健康になりつつ、読書で自分磨きができるなんて素敵ですよね!
ただし、お風呂で本を読むときには、大切な本を守るため、水没や湿気対策をしっかりしましょう!
ぜひ、お風呂の時間活用し、有意義な読書タイムを満喫してくださいね。